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業務内容と特徴は?透析看護師のお仕事

透析クリニックのお仕事の特徴

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透析看護師の仕事の特徴

血液透析には、3時間から5時間程度の時間がかかるうえ、1週間に2〜3回の通院が必要となります。そのため、一般的な看護師の病院業務に比べて患者と接する時間が長いことが、透析看護師の業務の大きな特徴のひとつです。透析患者にとって透析は日常生活の一部であることから、透析看護師とのコミュニケーションやそこから構築される信頼関係はとても大切です。看護師にとっては透析に関する業務が限られた範囲になるため、日々の業務がルーティーン化しすぎて患者とのコミュニケーション不足に陥ってしまう可能性が懸念されます。
透析看護師ならではの注意点としては、透析患者の様子だけでなく透析に使用される機器類の確認を丁寧に行うことです。機器類が正常に作動しなかったり、透析装置と患者がしっかりつながれていなかったりすると大きな事故になりかねないため、看護師には緊張感を持った行動が求められることになります。

透析クリニックでの業務内容

透析患者は腎臓の働きに異常が認められている人です。腎臓が健康ならば代謝をうまくコントロールできますが、腎臓が悪くなると体に老廃物が貯まるようになり、尿毒症を引き起こしてしまいます。これを防ぐために行うのが血液浄化のための透析です。透析は、腎臓の機能が働かなくなった場合に行われる治療法で、日本で行われている透析のほとんどが血液透析です。その他には、血漿交換、血液吸着法などの血液浄化療法があります。
透析看護師の業務としては、透析のための穿刺や透析の機械の操作からはじまり、透析中の状況確認などがあります。血液透析の穿刺では、患者の体内から取り出した血液を浄化するためのダイアライザーという装置の準備がまず行われます。透析用の監視装置の静脈圧計や透析液圧計の各種機能の動作確認は、透析患者が安全に透析を済ませるための重要な工程です。機器類にひとつでも問題があれば、その問題をクリアにしない限り透析を始めることはできません。この点で、看護師側には慎重かつ丁寧な対応が求められます。必要な機器類の点検が全て完了し、何も問題がないことが確認されたら、透析患者にあらかじめ作られているシャントを介して透析装置の血液回路と患者をつなぎます。透析が開始されたら、途中の状況にも気を配ります。穿刺針がきちんと入っているか、各回路はしっかりと固定されているか、患者本人の様子に変化はないかなど、透析装置と患者の様子から透析が正常に行われているかを確認します。
看護師は機械の専門家ではないため、機器的な問題が発生した場合には自分で対処するのではなく、機器の点検や保守を行う業者等に依頼する必要があるかもしれません。

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